【原神】元素付与と上書きの仕様について
C6ベネットフィールド上では綾華の氷元素付与は上書きされるが,雷電の爆発は上書きされない.
これは綾華は元素付与(Element Infusion)で上書きされるが,雷電は元素変換(Coversions)という上書き不可の仕様のためであり枠組みが実は異なる.
本記事ではこの2つのシステムの違いを比較しまとめた.
先に元素付与と元素変換をもつキャラクターをまとめた表を記す.
元素変換(Conversions)
元素変換は他の元素付与(C6ベネットなど)により上書きされない.
この上書き不可であるという説明文はキャラクターの天賦の説明にも記されている.
例えば放浪者もスキルを使って浮いてる最中の攻撃は,C6ベネットにより攻撃の元素は上書きされず風元素攻撃をキープできる.
元素付与(Element Infusion)
元素付与はキャラクターの通常攻撃および重撃に炎元素などを付与する.
元素変換との大きな違いは付与された元素は上書きされる点である.
同時に元素付与を2つつけた場合の優先順位
元素付与の判定頻度
綾華はダッシュするときに元素付与の判定が1回のみ行われるが,C6ベネットは元素付与の判定が毎秒あるため炎に上書きされる.
判定頻度をまとめた表が以下になる.
キャラクター | 天賦 | 元素 | 付与の判定頻度 |
---|---|---|---|
C6ベネット | Q | 炎 | 1.0s |
キャンディス | Q | 水 | 0.5s |
重雲 | E | 氷 | 1.0s |
ディルック | E | 炎 | 0.5s |
C6ドリー | E | 雷 | 発動時のみ |
C6万葉 | E,Q | 風 | 発動時のみ |
綾華 | ダッシュ | 氷 | 発動時のみ |
刻晴 | E(&A1) | 雷 | 発動時のみ |
反応係数による優先順位
元素付与が武器に行われると,その武器に「元素付与 元素量(Infusion Gauge Unit)」がつく.
以下,「元素付与 元素量(Infusion Gauge Unit)」をIGUと略記することにする.
(IGUは元素付与の発動ですべて1の量がつく)
元素付与を重ねると,元素付与された武器の中で元素反応のようなことが発生しIGUが消費される. このときにIGUが残っている元素が付与として機能する.
ここで異なる元素付与を行なった時にIGUの消費比率は普通の元素反応と同じである
例 重雲とC6ベネット
重雲とC6ベネットはどちらも元素付与の判定が毎秒ある.
同時に元素付与を行うと炎→氷の反応係数は2と大きいため炎元素付与になる.
補足
元素付与される攻撃の種類および武器種類は次の通り
- 攻撃の種類:通常攻撃,重撃,落下攻撃
- 武器:片手剣,両手剣,長柄
元素量
ここからは元素量の細かい話になる.
元素付与による元素攻撃の元素量は一般の元素量の仕様と細かい点で異なり以下の性質をもつ.
- 元素量の減少速度は一定で攻撃時のUに依存しない
- Aura Taxが存在しない
出典
英語圏における理論構築チームKQMのライブラリ
(InfusionとConversionsをまとめてWeapon Infusionと名付けており, Infusion Gauge UnitをWU(Weapon Gauge Unit)と呼んでいる)